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4・3 【研究例・2】of を含んだ連語表現の使用分析

訂正情報

赤字が訂正箇所です。画面表示の都合上、スクリプトを途中で折り返しています。)

  • p. 86 本文2行目
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  • p. 87 本文最後の行
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  • p. 87 表1
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  • p. 88 Technical Box

p88g.jpg p88.JPG

  • p. 90 本文最後から1〜2行目

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  • p. 91

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  • p. 92 Technical Box
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補足情報

  • 本稿と村尾(2008)の違いについて

 本稿の一部は、平成17年〜19年度科学研究費補助金報告書『英語学習者のコロケーション知識に関する基礎的研究』に収録されている「NICEの習熟度レベル別データを用いたofの使用分析」(村尾, 2008)に基づいているが、本稿と村尾(2008)では分析の結果が異なっているのでご注意いただきたい。

 村尾(2008)では初級者をTOIEC470点から730点、上級者を730点以上としているが、本稿ではTOEIC400点から729点を中級者とし、上級者を800点以上とすることで、レベルの差をより明確にしている。また、村尾(2008)では対象ファイル数が母語話者39, 上級者53, 初級者56であったが、本稿ではそれぞれ55, 71, 90に増やしている。

 村尾(2008)では、各表現の出現する文の数を表現の出現回数とみなしてカウントしていた点を、本稿では、文に関係なく各表現の出現回数そのものをカウントするように処理方法を改善した。

  • p. 87 本文最後の行の母語話者データの選択方法についての補足情報

11個のテーマからできるだけ偏りなくデータを選択するため、NICEに付属している英語母語話者情報をまとめたエクセルシート「nice_ns_header.xls」を利用してテーマでソートし、各テーマごとに上から5ファイルずつ作文を選択した(合計55ファイル)。5ファイルずつとした理由は、ファイル数と語数を学習者データになるべく近づけるためである。

  • p. 88 Technical Boxの注意点

「ofの頻度カウント」のスクリプトでは、大文字小文字を区別していない。 また、実際には\Wだけではなく\dも削除してから処理しているが、Technical Boxの スクリプトでは\dの削除については省略して書いている。

  • p. 88 本文中 of の頻度に関する注意点

ofの頻度は母語話者1075回、上級者689回、中級者499回と示しているが、 これは大文字小文字を区別しておらず、小文字のofの頻度である。大文字のOfは すべて"Of course"のOfであるため、頻度に含める必要はない。ただし、小文字の "of course"の頻度は含んでしまっている。小文字の"of course"の頻度を引くと、 正確には母語話者1058回、上級者684回、中級者495回となる。

  • p. 92 Technical Boxの注意点

実際には、タブをスペースに置き換えてから処理をしているが、実例の一部を紹介をするのがTechnical Boxの意図なので、実際の処理のすべてを書いているわけではない。

Last modified:2015/10/01 15:24:31
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